◆滝への心構え

日本は豊富な地下水と丘陵地域が多く山間に集落もあるので、
滝は山と違ってかなり手軽に見れるものも多くあります。
道路沿いにあったり、徒歩1分で見れたり、

観光地化されていたり。。。
なので、服装も意識せず、気軽に見ることができてしまいます。

ですが、かつては滝は「信仰」の対象として
崇められていたものもあります。

雨にまつわる「雨乞い」、

身を清めるための「滝行」等
修験者のための道として作られている場所もあるので

かなり険しい行程になります。
それゆえ、選択を間違えれば、

「死」と隣り合わせの場所でもあります。

現在でもその名残りはあり、多少整備はされているものの、

それでも登山道(修験道)と変わりなく、

山用(沢用)の装備が求められる滝も多いです。

また、山の中でもあるので、クマやイノシシに遭遇し、

襲われることもあるし、予期せぬ落石の被害に遭う等もゼロではないです。
それにも関わらず、近年のパワースポットブームにより情報を詳しく調べることもせず、軽微な服装で安易に滝に近づき

ケガをしたりや亡くなってしまう人が多い気がします。

【山を舐めるな】ではなく、【滝を舐めるな】

ということも言えると思います。

最近はインターネットが発達してSNS等、
経験者のレポートも挙がっているので、

そこで情報収集したほうがいいと思います。
情報を集め、装備を整えることで、

死やケガのリスクは減らせるでしょう。

行く決心がついたら、まずは調べる所から始めましょう。
・ココに辿りつくにはどのくらいの時間がかかるんだろう?

・どんな行程があるんだろう?
・どんな靴がいいんだろう?

・どんな服装がいいんだろう?

・どれだけ食糧があればいいんだろう?


・天気は大丈夫だろうか?

・ココは過去行ってる人はいるんだろうか?


などなど

解決できれば、リスクはかなり減らせます。

行ってからなんとかなるなんて安易に考えてはいけません。

死んでからでは取り返しがつきません。

命を大切にして、滝と触れ合いましょう^^

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